越智先生、アメリカの学会で優秀賞受賞!
東工ゼミの越智先生がなにやらすごい賞を受賞されたそうでお話を伺おうと思います!
東京科学大学の工学院機械系のトップページにも先生の受賞のニュースが掲載されています。

おめでとうございます!
越智:ありがとうございます。
受賞テーマは「 OrigamiSat-2: 3U CubeSat Demonstrator for Two-Layer Pop-Up Origami Deployable Membrane Reflectarray Antenna(OrigamiSat-2:2層ポップアップ折り紙展開膜リフレクトアレーアンテナ搭載3Uキューブサット)」とのこと...
翻訳を読んでもさっぱり分かりませんが、これはどんな研究なのですか?
越智:研究室で開発している超小型人工衛星についての発表をしました。この人工衛星は、従来よりも軽量で折り紙のように畳めるアンテナを宇宙実証するために開発しています。このアンテナが実現されると、宇宙との通信をより高速化したり、宇宙からのレーダ地球観測を高解像度化したりできるようになります。

なんだか格好いいですね!
発表のためアメリカ西部のユタ州に行かれたそうです。街の写真もいただきました。


最後に、これから学んでいく学生たちに向けてメッセージをお願いします。
越智:勉強していると「これは本当に役立つのかな?」と思うこともあるかもしれません。でも実際には、思わぬ場面で大きな力になります。今回アメリカの学会で英語を使って議論でき、英語を勉強していて良かったと思いました。みなさんも今の学びを大切にしてください。その努力は将来必ず役立ちます。
越智先生はこれまで東工ゼミで「講師講習」を担当され、後輩講師に指導の心構えや教育の姿勢を伝えてくださいました。来年4月からは宇宙関連の研究開発機関で新たな挑戦を始められるとのことです。先生の次なるステージでの活躍を、心から応援しています!